スタッフブログ

木裏 徳明

「がん」という病気

一昨年、家内が乳がんになりました。

 

幸い、自分でしこりに気づき検査に行ったので

発見が早く、初期の段階で治療ができました。

 

後々の事を考えて左乳房を全摘。

転移も見られなかったので、本人も

そして私もホットした事を覚えています。

 

家内が「がん」が見つかった当初言っていた言葉が

「なんで私が、がんになるの?」

「親戚の誰もなっていないのに」

「あと何年生きられるかなあ」

 

でも入院しているときに、いろんな患者さんがいるのを見て

「自分はまだ幸せなほうだ」

「治療も受けられ、転移もなかった」と言っていました。

 

いろんな患者さんを見たことで、考え方が少し変わったようです。

 

夫婦であっても「がん」になった者でしかわからない不安や

動揺を理解してやることは出来ません。

 

だけど、好きなものを食べ、二人で一緒に歩んで行きたいと思っています。

up date:2015/06/15

  一覧へ